一番札所 瑞龍山正興寺

瑞龍山正興寺 山門

宗派  高野山真言宗
本尊  地蔵菩薩
創建  1725年
ご詠歌 諸人の 苦厄を払う 観世音 第一番は 正興の寺
応化身 楊柳観音

右手に柳の枝を持ち、左手のひらを上に向け、胸の前に当てたお姿が特徴。別名「薬王観音」ともいい、左手に薬瓶を持つお姿もある。柳の枝を振り、あらゆる病を取り除き、私たちを病気からの苦しみを救うよう見守っておられます。

○歴史・由来

地元有志の岡田荘松が願主となり、浄財を募って建立した。岡田家の伝承によると、ある夜、旅僧が一人、荘松の夢枕に立ち「世の中のためになる寺を建てるように」と告げ、その翌日、夢の中の僧が岡田家を来訪したという深い仏縁に結ばれたものである。その後、6度の増改築を重ね平成2年、檀信徒の浄財を仰ぎ、近代建築様式の本堂が完成した。外観は東大寺大仏殿の上層を手本とし、軒下の吊灯篭は高野山御影堂の飾りを倣い、屋根頂部の水平な棟の両端には金色の鴟尾(古代における宮殿や仏殿の大棟両端に取り付けられた装飾)が照り輝いており、天平文化(8世紀前半に栄えた文化)さながらの景観を見ることができる。

○住職より一言 

当寺院前の道路は一方通行で狭く非常に分かりにくいかと思います。お電話いただきましたらご案内いたします。日中は隣接の保育園にいることが多いのでお声かけください。

○アクセス

〒 772-0002
徳島県鳴門市撫養町斎田字岩崎 144
電話  088-686-4591
大型バス   進入 不可
マイクロバス 進入 可