二十六番札所 三領山吉祥院

宗派  高野山真言宗
本尊  大日如来
創建  1624年
ご詠歌 諸人に ほとけの笑みの こぼれける 花のみ寺の 宅善寺かな
応化身 六時観音

右手に経本を持って立ち、私たちを見ている姿が特徴。インドの仏教では一日は六つの時(晨朝・日中・日没・初夜・中夜・後夜)に分け、それぞれの時間にお勤めをする習慣があった。この六時は一日中を意味しており、一日中常に、私たちを守護、守ってくださる観音様という意味です。

○歴史・由来

1624年創建される。川之江城主一柳侯が加古川へ転封(豊臣秀吉・江戸幕府によって行われた大名の配置替えのこと)後、川之江は天領(江戸幕府の直轄領)となる。1687年第三世の住職の時、一柳侯の陣屋(大名領の藩庁が置かれた屋敷)を地元の三宅善右衛門吉次が発願し多くの寄付をし現在地に移転、本堂、山門を建立、三宅善右衛門吉次の名をとり、三領山吉祥院宅善寺と号す。約300年間維持するも老朽化の為、第22世住職が発願、昭和63年着工、本堂、山門、客殿、庫裡を総新築し現在に至っている。

○住職より一言 

ありがたや 老いのみまもる 誓い
仰ぎすからん 慈悲の手に
南無観世音 南無観世音

○アクセス

〒 799-0101
愛媛県四国中央市川之江町 1775
電話 0896-58-3300
大型バス   進入 不可
マイクロバス 進入 可
公式ホームページ https://www.takuzenji.com/
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