宗派 真言宗御室派
本尊 大日如来
創建 不詳
ご詠歌 観音の 庭におろがみ ひれふせば 古松に月も おわしますなる
応化身 多羅尊観音
雲の上に立ち、右手は衣の中に入れて胸の下、左手はその下に置いているお姿が特徴。多羅とは眼、瞳、光を意味し、仏教では救いの母と訳されているように、慈母のやさしい眼で私たちを彼岸へ導き、煩悩の苦しみより救ってくださるといわれています。
○歴史・由来
当山の十一面観世音菩薩は、804年、弘法大師様が唐(現中国)に行く際、玉津(当寺より車で東に約5分)の浜辺で風を待っておられた時、弘法大師様の徳を慕う者達が一行の世話をし、別れを惜しんだ。大師はその人達の為に浜辺近くの丘に小さな庵を結び、自らの手で彫られた御尊像を祀られ残して行かれたと伝わる。以来「十地山清浄光院」として四軒町(当寺の左隣町)の広大な地に移し偉容を誇っていたが「天正の兵火(1580頃)」に遭い焼失。その後、四軒町の屋敷に仮安置されていたが、寛永8年(1631)現在地に移った。現在の御脇立の33体の仏像は、西国三十三ヶ所の御本尊で「安阿弥」の作と伝えられている。寛永11年(1634)「北海山宝蓮寺」と改める。山号の由来は、寺伝によれば、北斗星に祈りを込めて星運を守り福徳が授かるようとの願いに依り名付けられたものである。
○住職より一言
江戸時代は西条藩陣屋に近く(現西条高校)西条の観音信仰の中心でした。皆様の参拝をお待ちしております。
○アクセス
〒 793-0027
愛媛県西条市朔日市 543
電話 0897-55-3030
大型バス 進入 不可
マイクロバス 進入 可
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