二十八番札所 宝珠山箸蔵寺

宗派  真言宗御室派
本尊  金毘羅大権現
創建  828年
ご詠歌 いその神 ふりにし世より 今もなほ 箸運ぶてふ ことの尊き
応化身 馬郎婦観音

冠をつけ、天衣をまとい、両手を重ねて立つお姿が特徴。美しい女性に姿を変え、多くの男性に数々の経文を暗記するという課題を出し、それをクリアした男性と結婚するとしたことから、迷いの心や煩悩にとらわれて仏教を信じない私たちの心を開き教え諭してくださる観音様です。

○歴史・由来

天長5年(828年)弘法大師空海が四国めぐり歩いていた時、この山に金毘羅神の御神託(お告げ)をお受けになり、当寺を開創される。以来、千年有余年の法灯を継ぎ、金毘羅奥の院として金毘羅信仰の中心をなしている。金毘羅神のご神託によって、この山に寶珠(宝の玉)と箸が神器として納められることになり、「箸を蔵(おさめ)る寺」というところから「寶珠山箸蔵寺」と呼ばれるようになった。当山において8月4日を「箸の日」と定め箸供養を行うのはこの故事に由来しており箸供養は全国に知られている。また当山で授与する「長寿箸」「而二不二箸」「お箸初め」「合格箸」は特別のご利益のあることで広く知られている。当寺は老木が茂る蔵谷の霊域の中にあり、国指定重要文化財6棟を含む文化財を有している。毎日朝夕の護摩祈祷は開山以来絶やさずに続けられている。

○住職より一言 

広い境内には文化財に指定されているいくつものお堂があり、また四季折々の花や自然を楽しむことができます。ご来山の際には、ゆっくりと時間をかけてお参りください。

○アクセス

〒 778-0020
徳島県三好市池田町州津蔵谷 1006
電話 0883-72-0812
大型バス ロープウェイ乗り場まで可
マイクロバス ロープウェイ乗り場まで可

・公式サイト:こんぴら奥の院 箸蔵寺
・Facebook:https://www.facebook.com/hashikura.ji
・Instagram:https://www.instagram.com/hashikuraji/
・Twitter:https://twitter.com/hashikuraji
・グーグルプラス:https://buddhist-temple-2920.business.site/?m=true
・YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCx5Fi9o9kAKGIq6V58Yy33A
・LINE:http://www.hashikura.or.jp/?p=5298