十六番札所 東光山永昌寺

宗派  曹洞宗
本尊  薬師瑠璃光如来
創建  不詳
ご詠歌 観世音 法のみ声ぞ 聴く松の 風やみどりの 永く昌えむ
応化身 延命観音

冠を身に着け、右手を頬にあてているお姿が特徴。観音経に「呪いや毒で殺されようとした時、観音の力を念ずれば、還ってその者が難を受けるだろう」とある。このことから、毒薬の害を除き、寿命をのばす功徳があるといわれています。

○歴史・由来

当寺の開山は藩政時代前期(1650頃)の再建であり前身は真言宗観福寺であった。現在は曹洞宗であり東宇和郡城川町禹門山龍沢寺の末寺56ケ寺に属している。当寺院の所在地は四万十川の支流・広見川や田園風景が見下ろせる高台にあり、河後森城主の居館といわれ、裏山には往時をしのばせる広大な城跡がある。本尊は薬師如来であり、県下でも他に例を見ない体内仏をもつ貴重なものであり、人々の信仰の対象となっている。

○住職より一言 

第16番永昌寺は城跡登山口で寺までは複雑で、しかも道が狭く大変ご迷惑をおかけしております。小庵ゆえ不在がちですので、お納経は朱印して本堂内入口に置いております。乞う御寛恕。

○アクセス

〒 798-2101
愛媛県北宇和郡松野町松丸 1634
電話 0895-42-0237
大型バス   進入 不可
マイクロバス 進入 不可