十二番札所 吾岡山大徳寺

宗派  高野山真言宗
本尊  波切不動尊
創建  1575年
ご詠歌 南無不動 生死苦海の 荒波を 鎮めたまはる 智恵の御つるぎ
応化身 水月観音

水面に浮かぶ蓮の花びらの上に立ち、水面に映っている満月を静かに眺め合掌されているお姿が特徴。その満月は私たちの心を表しており、水月観音様が眺めていることで私たちと一体となり、救ってくださることを表しているといわれています。

○歴史・由来

天正3年(1575)に長宗我部元親公の熊野権現勧請に際し、別当(神社を管理するための寺)として当地の吾岡山東端に吾岡寺として創建される。天明年間(1781~1789)の火難に遭い現在の地に移る。その際、吾岡寺から大徳寺と改称する。明治4年、廃仏毀釈の難を免れる事ができず、一棟のお堂を残して原野に埋没するも大正13年、佐竹弘光和尚が入寺し、寺号の復活に着手。伊予松山にあった真言宗醍醐派、長尾寺を当所に移転。昭和5年、吾岡山延寿院「大徳寺」として再び創建するとともに児童福祉教育に専心努力する。昭和62年に真言宗醍醐派より和尚の育った高野山真言宗へと転派した。

○住職より一言 

合掌する私は観音様。あなたも観音様。三十三観音霊場をめぐるあなたの想いが種となり四方に根を張り芽をふいて、慈悲の光を身に受けて空に向かって笑顔咲く。念ずれば花開く。南無観世音菩薩。

○アクセス
〒 783-0005
高知県南国市大そね乙 2194
電話 0888-64-2229
大型バス   進入 可
マイクロバス 進入 可
公式HP http://kochi-daitokuji.or.jp/