二十番札所 日高山大師寺

宗派  華厳宗
本尊  大日如来
創建  不詳
ご詠歌 ありがたや 如来のおわす 山路きて くみやしつらん 法の滝水
応化身 阿耨観音

岩の上に左ひざを立て両手で持ち、海を見ながら座っている姿が特徴。海に漂流し、龍や鬼などに遭遇しても「南無観世音菩薩」を念ずれば、難を逃れるとともに、波により沈むこともない」とされ、水難から救ってくださるといわれています。

○歴史・由来

当寺は奈良大本山東大寺の末寺である。東大寺・当寺のご本尊、毘盧遮那仏は密教では大日如来と呼ばれ、光明が遍く照らし一切処(宇宙)に遍満(広くいっぱいにいきわたること)し給うみ仏であり、無限大の仏身と無量劫(限りなく長い時間)の生命をもって常に、そして永遠に教えを説き、万物の救済を続けておられる仏様である。ある日、弘法大師様が夢の中で白鳥を見た。その白鳥は、山あい岩石多き谷川を飛び、この地に寺を授けると告げたことが当寺の由来と伝わる。この地は水に恵まれ、佛光仏徳が満ちあふれ、家庭、受験、災難、その他、先祖因縁消滅供養、水子供養の寺として親しまれている。

○住職より一言 

観音様の功徳とは、念彼観音力(大慈悲心)であり、一心に観音様を信じ念ずることで、心の中の仏が開悟すると経文に説かれています。また華厳宗に於いては、心と仏と衆生には差別がなく、一切は心により造られるとあります。観音巡りにて心の蓮を開きましょう。合掌

○アクセス

〒 791-0104

愛媛県松山市食場町 73-5
電話 なし
大型バス   進入 不可
マイクロバス 進入 可