八番札所 二見山観音寺

宗派  真言宗大覚寺派
本尊  十一面観世音菩薩
創建  977 年
ご詠歌 ぼけ封じ 二見妙見 観世音 いのちいきいき たすけほどこせ
応化身 滝見観音

断崖に坐り滝を見ているお姿が特徴。悪意に満ちた心の火焔でも観世音菩薩様を念ずれば、水が滝から落ちる力によって鎮火し清浄な心に清められることを表しています。

○歴史・由来

観音寺の縁起によると祈親上人定誉(958~1047)が奈良県長谷寺(西国三十三観音霊場)の長谷観音のお告げにより弘法大師の足跡をめぐり教えを広めるため日和佐町の二見(日和佐町の西南端)に来られた時、海中に光る霊木を得て十一面観音を造り、観音寺を創立せられた。その後、正嘉2年(1258)8月、大風雨洪水大波のため、二見の八百余の家海に浸かり、生活できず、檀家の人びとと共に現在の所に移って来て、村を開いた」と書かれている。当代46世を継承する由緒ある寺である。

○住職より一言 

当院より東へ 500 mに国指定文化財、天然記念物のウミガメおよび産卵地である大浜海岸があり、毎年 5 月~ 8 月にアカウミガメの上陸がみられます。甲羅の長さ約 1 m体重は 100 kgぐらいあります。

○アクセス

〒 779-2305
徳島県海部郡美波町奥河内字本村 78
電話 0884-77-0069
大型バス   美波庁舎前から進入可
マイクロバス 美波庁舎前から進入可